Web制作の現場でよく注意されることや気をつけるべきことを5つの項目のわけてまとめました。デザインは基礎を抑えることでより洗礼されたデザインに生まれ変わることができます。
これからデザインに関わりたいという方も、ぜひこの機会に注意してWebデザインを見てみてはいかがでしょうか。
きちんと整列されているか
デザインで最も基礎的なことですが、きちんと整列されたデザインはユーザーにとって視覚的に安心感を与えます。
文字や画像の並びがガタガタしているとなぜか不安な気持ちになり、「なにかおかしい」を生む原因にもなります。
グリッドをうまく使い1pxのズレにも気づけるようにしましょう。
また、意外と忘れてしまいがちなのが文字のカーニング。細かいところにも気を配れるとデザインのレベルもアップします。
デザインに統一性はあるか
デザインにまとまりを持たせるためにも、全体にルールを設けることが大切です。
フォントを使いすぎていたり、余白があちこちで違っていたりすると、ユーザーも混乱し見づらいサイトになってしまいます。
色、フォント、余白、文字サイズ、線、ボタン、画像、どれをとってもそのサイトのものだとわかるようにデザインに統一性を持たせましょう。
優先順位に沿って要素を強調できているか
まずそのサイトにとって、1番アピールしたいことは何なのかを考える必要があります。商品の魅力を伝えたいのなら商品画像を魅力的に見えるよう配置する必要がありますし、どこよりも安いことをアピールしたいのなら価格を目立たせる必要があります。
優先順位が曖昧だとデザインにも迷いが生じてしまうため、最初に何を優先させるかを決めておいた方がいいでしょう。
全てのデザインに意味を持たせているか
デザインする上で最も大切なことが、デザインに意味を持たせることです。
クライアントに提案する際、「なんとなくこの感じで作りました」と言われるよりは「この部分はこうした方が使いやすいと思いこのデザインにしました」と説明をされた方が説得力があります。
意味のあるデザインを作れるようになりましょう。
1つでもプラスして提案できているか
案件によってはワイヤーフレームを用意されたり、作成したりすることがあります。
その場合は、ワイヤーフレームをそのままデザインに投影するのではなく、せめて1つでもプラスして提案できるように心がけましょう。
ワイヤーフレームを見て「もっとこうした方が良いのでは」と思ったら積極的にディレクターに提案するとより良いデザインを作成することができると思います。