![3D機能を使って難しい角度やポーズのイラストを描いてみよう|CLIP STUDIO PAINT](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806.jpg)
3D機能とは?
ちょっと難しいポーズのキャラクターや、正面ではない角度から見た時のイラストを描く時、どうしていますか?
実際に鏡の前で同じポーズをしてみるという方法もありますが、それでは上から見たような構図は描けません。
参考になる写真やイラストを探すのも1つの手段ですが、CLIP STUDIO PAINTには3Dデッサン人形の機能があります。
3Dデッサン人形には女性用と男性用があり、体型も自由に変更することができます。
またキャラクターのポーズやカメラアングルを自在に操ることができ、難しい構図を描きたいときにとても便利です。
それでは実際に使い方を見ていきましょう。
3Dデッサン人形を貼り付ける
[素材]パレット→[3D]→[体型]→「3Dデッサン人形(女性)」をキャンバスにドラッグ&ドロップして貼り付けることができます。
[素材]パレットがどこにあるかわからない場合は、[ウィンドウ]→[素材]→[素材]3Dで表示されます。
![3Dデッサン人形を貼り付ける](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-1.jpg)
ポーズ素材を貼り付ける
ポーズをつけたいときは、1つ1つ動かす前に近いイメージの素材がないかを先に探します。
1から作るよりも簡単に作成でき、時間短縮にもなるのでおすすめです。
[素材]パレット→[3D]→[ポーズ]→[全身]で好きなポーズを3Dデッサン人形に反映することができます。
![ポーズ素材を貼り付ける](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-2.jpg)
カメラアングルを操作する
3D素材を[オブジェクト]ツールで選択したあと、3D素材の下側に表示される[カメラ]ボタンをクリックするとプリセットされたカメラアングル一覧が表示されます。
ツールプロパティ[オブジェクト]→[アングル]の「プリセット」をクリックすると同じように一覧が表示されます。
あとはお好きなカメラアングルをクリックするとその視点に切り替えられます。
![カメラアングルを操作する](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-4.jpg)
パーツを動かす
1つ1つのパーツを動かすのに3つの方法がありますが、今回はわかりやすい2つの方法をご紹介します。
まずは青い丸・アニメーションコントローラをドラッグして動かす方法です。直感的に動かすことができます。
次にパーツをドラッグして動かす方法。ドラッグして動かすと、腰以外のパーツが連動して動きます。
![パーツを動かす](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-3.jpg)
体型を変更する
3Dデッサン人形の体型も簡単に変更することができます。
[体型と寸法の簡易調整]ボタンで体型と頭身を変更し、[各部位の詳細調整]ボタンでパーツごとも細かい設定をします。
キャラクターの体型を登録しておくこともできます。
![体型を変更する](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-5.jpg)
3Dデッサン人形を参考に描く
3Dデッサン人形の調整が終わったらレイヤーにロックをかけ、別のレイヤーに下書きをしていきます。
影の付き方や奥行きなどとても参考になります。
![3Dデッサン人形を参考に描く](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-6.jpg)
レイヤー構造はこんな感じです。
![3Dデッサン人形はロックをかける](https://rin-goody.com/wp-content/uploads/2018/08/img20180806-7.jpg)
こちらの動画もおすすめです
とてもわかりやすく解説されている動画を見つけたのでご紹介します。
まとめ
私自身あまり使ったことがない機能でしたが、使ってみると本当に便利でサクッとイラストを描くことができました。
イラストの構図に迷った時も参考になるのではないでしょうか。
CLIP STUDIO PAINTは持ってるけど3D機能は使ったことがない、という方はぜひ使ってみて欲しいとなと思います。